【#2154】 無題

曽野綾子さんの「日本人の甘え」の第九話に
「目の前に立ちはだかる絶対の障壁」がある・・・

その障壁は意外と身近にある事が多いのではないか・・一番身近なのは
「自分の心かも知れない」・・・。障壁は「自分の心が作っている」と
もいう。

「失意泰然」と言う。これは「六然」の中の六番目の言葉であるが、
失意の中にも「泰然自若」としていることをいう。どんな困難、突然の
多事多難に遭遇しても、日頃の正常心でこれを受け入れ、対処できる普
段からの心構えである・・こうありたい。