【#2170】 私の本棚から・・

丸山敏秋は著書「教育力」の中で経営者について次の事を言っている。

「経営者は権力者だ、とはだれも言いたがらないが、事実はそうなので
あって、経営権という権力を行使するものである。

ただ権力の行使の手段が、今と昔とでは非常に違ってきたし、違ってこ
ざるえなかった。
権力を行使しなければ、これは経営者ではなく経営評論家にすぎない」
と、山本七平の言葉を使って話している。

経営者とは、権力を使うがその責任はすべて自分が追うものである。時
には命を削っても守るものを守り、戦うものと戦うのである。そのため
に権力を使うのである。また大いなる夢を描き挑戦すし続けるのも経営
者だ。経営者とはそのようなものなのだ。

今日はここ迄として業務終了とする。