この社長日誌が今日で2200回です。長いようで短い期間であったように
感じる。書く題材が見つからず一週間もかけなかったことがあるし、多
忙極めて書いていなかったこともあるが、今日で16年2200回になったこ
とは確かだ。人生の記録のようなものだ。
経営は「終わりのないマラソン」というが、マラソンにはスタートの時
の「志」や勢い良さ、また夢を多く持ち怖いもの知らずに走り続ける
時、困難苦難や挫折感を味わうと時、上り坂があるれば下り坂もある。
でも始めた会社を止めたり、困難苦難に負けることはできない。それは
「創業の志」をやり遂げるために経営者に与えられた責任であるからで
あり、これに負けたら倒産であり敗北でる。経営は厳しいものである。
「備えを以て時を待ち、時を以て事を興す」というが、経営者は常にこ
の様な心を以て当たることが大事だと思う。何事を行うにも「周到な準
備を整え好機の時は直ちに行動する」ことを常日頃から心得ておくべき
だと肝に銘じてはいるが・・・・。「前車の覆るは後車の戒め」という
が、他社の倒産や経営難に学ぶことや、堅実な経営に学ぶことも怠って
はならないという事だ。
「経営は終わりなきマラソン」なのだから、「愚公が太行・王屋という
二つの山を移したように、「志」を成し遂げんとコツコツコツコツと、
しかし機を見てやる時はやり、長期的に安定して成長させるのが、経営
者がやるべき事なのだと思うのだが・・・。
この日誌も次回は2201回である。コツコツコツ・・・と。