【#2221】 時の流れに・・・

道元の正法眼蔵の一節に

「一日二十四時間の長さを計ったことのない人も、一日二十四時間で
ある事を疑わない。時の移り変わりが明らかであるからであるから
それを疑わないのである。しかしそのことを知っているわけではない。

もともと、人が自分の知らないことについて疑うとき、その疑いが
一定していないから、後になってそれが今の疑いと一致するとは限
らない。しかし疑いそのものが時の姿であることに違いない。」と
ある。

思うに、われわれは自覚するとしないとに関わらず、時間の中に存在す
るのであって、今の意識の中に存在するのではない。将来に対する不安
や恐怖は心が一定しないからおこるな。だから不安や恐怖は時間の経過
のなかで解消していることがある。

経営者をしていると何時も不安や恐怖、疑いに苛まれる事がある。
これも時間的存在になのだから、時間とともに解消されるか、ますま
す強くなっていくかである。それも心の持ち方であると思うしだいだ。

「時の流れに身をまかせ・・・」といテレサテンの歌がある。
時はとめられないし、その流れに逆らうこともできない。そして
時の流れは意識することもない。身を任せるしかないな。