昨日から倫理研究所の理事長 丸山敏秋著「日本創生へに道」を読む。
丸山敏秋氏とは以前いろいろ議論したことがあった。またお話しの機会
があれば嬉しい。
歴史は繰り返すとは言うが、私は歴史は繰り返すのではなく、発展的に
同じような現象があるということだと思う。歴史は決して繰り返すこと
はない。それは「文明」は後戻りすることはないと同じことだ。
丸山理事長が言うように、伝統文化は永遠と継承され伝承される。また
大事にされる。文明は常に時代の先端を走るから「今が否定され」「新
たな創造や工夫、発明が賞賛」され時代を変える。それが文明だ。「明
治のガス灯、現代のインターネット」。明治維新に「散切り頭をたたい
てみれば文明開化の音がする」といわれた通りである。
。文明は常に進化・発展するものである。
でも伝統文化や技芸は継承・伝承さて維持されるものである。何百年も
1000年も同じ形で、精神性で伝承・継承される。そこに伝統文化や技芸
の精神性や神秘性があるのだと思う。
日本の文化性とは丸山理事長は「日本語」と「天皇制」といってるが、
これは他国にない日本文化の源流といえる。
三島由紀夫は、国境は覇権的政治性で引くものではなく「文化性や言語
圏」で決まるものであると言っているが、私もガッテンである。
文化は、それは民族性であり、精神性である。それは原始的民族の起源
性でもある。
今日はこれで業務終了とする。