来週は長年続けている「聞香」(香を一定の作法にしたがって香を聞く)がある。
毎月一回の香席ですが22年、宗匠の伊達先生からその日の主題のお話を聞き、
「六国五味」の香の香に主題の心を聞かせていただいている。
「聞香」は組香と違い宗匠伊達先生のお話が良い。先生のお話は、時代時代の人物が
登場し、その人物の人生、生き様、哲学、思想を先生が語る。
これがなんとも良い・・源氏物語あり、平家物語あり、道元がいて一休禅師が
いる。慧能がいて、信長がいて松陰いて、星の王子様もいる・・・
今までどれほど多くの人が登場したことだろう。それを伊達先生の講談師顔負
けの白熱したお話で聞く。
何とも言えない臨場感溢れるものである。香席はいつも2人か3人で危機ますが、
なんとももったいないといつも思う。伊達先生のお話の後は、心静かに「香」にその日
の登場人物の心を聞く・・・部屋に漂う「香の香り」は何とも心を落ち着かせる「幽玄
の世界」である。
「六国五味」の香は、伽羅、羅国、真那伽、真南蛮、佐曽羅、寸聞多羅ですが、私はこ
こ4年程「寸聞多羅」だけを選んでいる・・なんとも深みがあり貴品のある香りだ。ど
の「香木」もみな良い香りですが、その日の空気によって微妙に香りの響き異なる。
香道は、「沈香香木」と言われる東南アジアだけで産出される天然香木の香を鑑賞する
芸道のようですが、その歴史は古い。平安時代以前からあったようだ。
私の香道も22年になるが、休むこともなく毎月のように伊達先生からご指導を頂いてい
る。
今日は新たな案件の仕事の段取りで一日が合わる。大きなプロジェクトはいつも真剣勝
負で緊張の連続だ。システム構築の概念設計やビジネスモデルの考案はやりがいのある
職人仕事の世界だな。自分の考えたビジネスモデルがお客様の所で何十年も使われるか
と思うとわくわくするものである。