【#2319】 新聞記事から

森友問題で国会が昨年から混迷状態である。また加計問題もしかりであ
る。
真相究明は重要であるが、この事により重要法案の停滞や、日本を取り
巻く国際政治の激動激変に日本政府の対応が追いついていない事も大き
な問題である。これによる国益の損失大きいものだし、この問題の審議
に掛けている時間、国会混乱による税金のロスは計り知れない。

マスコミもこの一年間毎日と言っていいほどの報道である。国民も洗脳
されてしまう。印象操作と言われてもしょうがない。討幕ならぬ政権倒
しと言ってもいい。

官僚の問題でもそうである。次から次とスクープ記事、リーク記事が出
てくる。週刊誌の必要なまでの追及や暴露も大事であるが、でも個人プ
ライバシーを侵すような報道は如何なものか・・・。探偵ごっこのよう
な捜査ならぬ取材は如何なものか・・。

早く国会が、国民生活や国の安全、自然災害対策、防衛問題、憲法改
正、少子化対策、国際問題に対する日本の意思を議論し欲しいものだ。
「モリカケ問題」は大事だが、今国民が一番心配している事は、少子高
齢化社会の生活です。「モリカケ問題」が国会の議論の中心になって、
この少子高齢化対策の議論・審議が見えてこないのは政治家の怠慢とい
うほかない。