【#2421】 ながら眠・・・

今日は一日小雪舞い散る寒い一日であった。
事務所で独り仕事をしていると暖房効果も低く、寒々とするものだ。でも静かに思うに
まかせて仕事ができて、これもまた良いものだ。

ここ数日睡眠が3、4時間で寝不足ぎみで、昨日は歩きながら眠るという芸当までしてし
まった。仕事先に向かう地下鉄九段下駅から飯田橋に向かって歩いている途中に睡魔に
襲われながら歩いていた。歩きながらするスマホを「ながらスマホ」というが、歩きな
がら眠るは「ながら睡眠」は聞かないな。

仕事の事もあるし、友人の相談で遅くなったり、考え事で眠れなくなったり、日中の心
配事を思いだし眠れなくなったり、取り組んでいる課題が分からなく眠れなかった
り・・といろいろだが。

サテェシュ・クマールはその 著書「君あり、故に我あり」の中で、「生命が好き嫌い
や、魅力と嫌悪、愛憎と反感、苦痛と喜びといった、あらゆる正反対の一対に縛られる
事を意味する」と言っている。我々はいつもこの矛盾と正反対の事に束縛されている
し、それが不安や苦痛を増幅させているという。それらからの解放は、贖罪と苦行、奉
仕と犠牲を通じて解放されるという・・・・。難しい事なのか簡単な事なのかは私には
わからない・・・・夜は考えないようにして寝ることが熟睡するコツだ。

今夜の「沐浴」の水は冷たい。風呂場の外は小雪が舞っている。雪見のこの沐浴も水の
冷たさがまた心地よい。

今日はこれで寝ることにする。