【#2444】 サミュエル・うウルマンの青洲

サミュエル・ウルマンの「青春」の詩は、私の好きな詩である。
この詩とであってもう何十年になろうか。
そういえば私の好きなサラサーテの「チゴイレルワイゼン」も中学の時
に初めて聞いて感動して、いまだに聞いている・・

        「青春」

  青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のことだ。
  若くあるためには、創造力・強い意志・情熱・勇気が必要であり、
  安易に就こうとする心を叱咤する冒険への希求がなければならな 
  い。

  人間は年齢を重ねた時老いるのではない。理想をなくした時老い
  るのである。

  歳月は人間の皮膚に皺を刻むが情熱の消失は心に皺を作る。
  悩みや疑い・不安や恐怖・失望、これらのものこそ若さを消滅さ 
  せ、雲ひとつない空のような心をだいなしにしてしまう元凶であ
  る。

  六十歳になろうと十六歳であろうと人間は、驚きへの憧憬・夜空
  に輝く星座の煌きにも似た事象や思想に対する敬愛・何かに挑戦
  する心・子供のような探究心・人生の喜びとそれに対する興味を
  変わらず胸に抱くことができる。

  人間は信念とともに若くあり、疑念とともに老いる。
  自信とともに若くあり、恐怖とともに老いる。
  希望ある限り人間は若く、失望とともに老いるのである。

  自然や神仏や他者から、美しさや喜び・勇気や力などを感
  じ取ることができる限り、その人は若いのだ。

  感性を失い、心が皮肉に被われ、嘆きや悲しみに閉ざされる時、
  人間は真に老いるのである。
  そのような人は神のあわれみを乞うしかない。

もう何回も読みつくした・・いろいろな人が訳しているが、どの訳を
読んでも、サミュエル・ウルマンの心が伝わってくる・・。

人間は目標と理想をもって生き、仕事をし、人生を楽しむ・・。

経営者は常に目標と理想とを持ちそれに向かって、遠くをみながら目の
前を踏みしめながら走る・・・

今日はこれで終了とする。