【#2455】 風雅の交友

今日は30年来の友人と一年ぶりに一献交わす。嘗ては兄弟分として互い
に経営について悩みや相談事を話した。また人生について、時世につい
て、世相について議論した友人である。互いに経営者として悩むこと
も、社会に対する問題意識も似通っていたから・・・いまは年に一二回
しか会わないが、会うといつも味のある深い皺の重なったような・・

良き友というのは、人生の良き助言者であり、良き話し相手である。ま
た羅針盤になるときもあれば、良き同伴者でもある・・・

その友人と宇品近くの居酒屋で一杯飲んで、そこから徒歩で一時間歩い
てきた。花冷えのする寒い夜だが、一杯の後は心地よい・・

今日はいろいろ行くところがあって、歩くことが多かった。35.631歩も
歩いた。これから帰宅する(今日は飲んだから電車と歩きで帰る)と
40,000歩は超える・・・夜道は夜道で良いものだ・・

もうだいぶ前になるがお香の会で伊達先生が木村弓作曲の「弦の音は」
の音楽をかけてくれたことがあった。主題は忘れたが、たぶん「仏陀」
ではなかったかな。この曲に魅せられてあれから何度も聞いている。

   弦の音は、強く締めれば糸は切れ
   弦の音は、弱くては音色が悪い
   弦の音は、中ほどに締めて音色がよい
   調子合わせて踊ろよ踊れ
   みんな輪になり踊ろよ踊れ

菜根譚に「かくありたい風雅の交友」がある。

酒は勧めざるをもって歓とない
棋は争わざるをもって勝となし
笛は無腔をもって適となし
琴は夢弦をもって高となし
会は期約せざるをもって真卒とし
客は迎送せざるをもって担夷となす・・。

今日はこれで帰宅とするが、一杯飲んでいるので電車となる・・
少し肌寒いが心地よいよるだ・・