【#2458】 ジョン・コッターの「企業変革のノートから

ジョン・コッターの「企業変革のノート」をめくってみた。
第三段階「適切なビジョンをつくる」の章でコッターは下記の事をこの
章のまとめとしている。

   変革のその後のステップの行動指針として、適切なビジョンを
   つくる。

   成功への道
   ・文字通り実現可能な将来を見通す
   ・一分以内に話せ、一枚の紙に収まるように、ビジョンを明快
    にする。
   ・サービス向上といった心躍るビジョンを掲げる。
   ・大胆なビジョンを実現する、大胆な戦略を立てる。
   ・どの程度のスピードで変革を進めるか、といった戦略な質問
    に注意を払うか。

   失敗への道
   ・将来に飛躍しようとしているとき、過去の延長線上で論理に
    そった計画や予算を行動指針とする。
   ・分析を多用し財務的なビジョンを考える。
   ・コスト削減を柱に据えたビジョンを掲げ、従業員のやる気
    をなくし、不安を増幅する。
   ・前例のない大胆な戦略が必要なのはなぜか、54もの理由を
    掲げる。

   記憶すべき言葉
   ・将来像を描く。
   ・コストかサービス化。
   ・動かない飛行機。
   ・居間の死体。

コッターは経営者に語りかえる。
経営は「変革の連続」であり、そのかじ取りは経営者であると。

一昨日愛宕神社の「出世の石段」85段を40秒で駆け上がることができ
た。上りあがったときはさすがに心の臓器が息切れで破裂しそうで言葉
が出なかった。

今日はこれで終了とする。