生きるには、自分のバラが大切なのは、それが美しいせいだけで
なく、他の数多くのバラと美しさの点ではは、違いがなくても、
彼女と過ごした日々の記憶は彼女をやはり特別なものにしている。
人は何か(誰か)との間に親密な関係を築く事で、自分だけの大
切なものを手に入れることができる・・・。
あなたのバラは、他の数多くのバラと同じただ美しいバラかも知
れない。ただその一つのバラの面倒を見続ける事で、そのバラは
あなただけの、あなたにとって大切な特別のバラになるのです。
これは、「法とは何か」(法はあなたにとってどんな存在か)の序文に
ある一説である・・・。
法(民法)は、私たちの生活やビジネス、経営など社会生活を営む生涯
にわたる取り巻く環境で、人と人を意思的ルールでつなげ自律的に生活
していくことを理想としている・・・。少なくても「個人と個人の生
活」を形作るうえでの自分の「意思」を正しく表明することをルールと
する。
民法は「意思自由の原則」、また「私的自治の原則」と言われるが、
「大切なバラ」を手に入れることは、民法で言う自らの自由意志と社会
の公序良俗に反しない範囲における「契約自由の原則」であるといえる
な。
それにしてもこの「序文」のバラは文章は、「詩文」のようになんとも
美しいな・・・