【#2486】 今日の本棚から

先日お香の宗匠 伊達先生からお貸し頂いた辰巳正明著「山上憶良」を
読んでいたら、大伴旅人の歌で・・・

    初春令月 気淑風和 梅披前之粉

新元号の「令和」の出処とされる『万葉集』の巻五、梅花の歌三十二首
の序文とある。大伴旅人が730年の春正月に太宰府の官邸で「梅花の宴」
で詠んだ歌と記されているが、定かではないらしい。この歌に出会って
痛く感激する。

    俗道ハ変化ハ猶ホ目ヲ撃ツガゴトク 人事ノ経紀ハ臂ヲ
    申ブルガゴトシ。空シテ浮雲ト太虚ヲ行き、心力共ニ
    尽キテ寄ルトコロナシ

この歌も山上憶良のなんとも切ないね嘆きの歌ですね。

今日はこれで終了とする。