種田山頭火の昭和11年5月23日の日記・・・
私は何故時々泥酔するのか、泥酔しないではいられないのかー
私はほんとうにおちついていない、いつも内面では動揺している。
---そもそも源因ではあるが
私は自己忘却を敢てしなければ堪えられないのである。
悲しいかな・・・。
私はまだ自己脱却に達していないのである。泥酔は自己を忘れ
させてくれるが、自己を超越させてくれない
生死を生死すれば生死ない
煩悩を煩悩せすれば煩悩なし
人間はその内面は自分でもわからないものだ。その事で自己嫌悪や苦悩
に苦しみ酒に溺れ自己に溺れる・・・人間とは本当に弱いものだな。
でも自己の本性を求め続けるのである・
山頭火にはこのような旅の情景が良く似合う・・。
今日はこれで終了とする。