【#2568】 地球の悲劇

中国武漢で発生した「新型コロナウイルス」は 、瞬く間に感染の広がりを見せてい
る。毎日のように感染者、死者数も増え続けている。感染予防はマスクをすることや手
洗いという。今の時代は一度発生するとその地域だけで止まることはない。

旅行者もビジネスマンも、人の往来が世界中で激しく移動する。それを止めることはで
きないぐらいである。感染者が遠く離れた地域に旅行かビジネスで訪れれば、そこから
また感染者が広がるというように、その連鎖は世界中になる。一国で止まることはな
い。

環境問題も同じですね。大気汚染はその国だけでは収まらない。その影響は地球規模で
受ける。地球温暖化や異常気象は一国の問題だけではなく地球全体の問題です。

1968年のギャレット・ハーディンによって記されたという「コモンズの悲劇」(共有地
の悲劇) があるが、地球は人類共通の共有地である。ある国が自国だけの自由のために
この地球を使おうとすると、互いが自由勝手に使い何れ地球(共有地)は滅びるという。

コモンズの悲劇なならいようにするためには、共有地の活動を強制力を持って縛ること
のできる強制力のある国際法や権限を持った国際機関が必要だと言われる。でもそれは
今は存在しない。国連はその機能はない。それはそれぞれの国家は主権を持つからであ
る。その主権を上回る国際的な強制力のある法律や機関を作ることができないからで
す。

新型コロナウイルス問題は中国の食文化が原因だと言われる。環境問題は先進工業国が
作ってきた問題だという。この地球という「人類の共有地を守る」にはどうすれば良い
のだろう。

中国の「春節」で来日する観光客が増えることは経済効果的には嬉しいが、それは「新
型コロナウイルス」の脅威というリスクと一体であることです。
環境問題と経済問題が一体であることと一緒だと思います。

今日はこれで終了とする。