【#2654】 良書は・・・

今日は、夕方16:30に広島事務所をでて広島駅に向かう。広島駅から
16:50のリムジンバスで広島空港へと・・・。
リムジンバスの中では乗車してすぐに爆睡したようで、目が覚めたら空
港だった。(約50分目も覚めずに)。

18:15のフライトで羽田空港へ。飛行機は意外と混んでいて満席近かっ
た。飛行の中では先日から読んでいる白井聡氏の「武器としての資本
論」を読んでいたが、なかなか面白い。カール・マルクスの「資本論」
をわかりやすく現代に置き換えて解説して書かれている。この本から現
代の日本社会の経済構造や社会構造がよく見えてくる。フライト時間の
一時間半がアッというままだった。

「資本論」は昔買ったが難解で少し読んだままもう何十年も開けたこと
がないが、白井先生のこの本を読んで「資本論」に少し興味が出てきた
ので再度挑戦してみようかと思うが、分厚い本が3冊になっているし、
何しろ難解な本で有名だ。多くの人が挑戦するらしいが、完読する人
は・・・

白鳥晴彦氏の超訳「ニーチェの言葉」070から・・・・

・・・・ 同類からのみ理解される・・・・・

  自分を称賛してくれる人は、自分と似たりよったりの人々
  だ。自分もまた、自分と似たりよったりの人を称賛するも
  のだ。

  自分と同類の人間でないとうまく理解できないし、よしあ
  しもよくわからない。また、自分とどこかで似ている相手
  を称賛することで、なんだか自分も認められているような
  気になるものだ。

  つまり、人間にはそれぞれのレベルというものがある。
  そのレベルの中で、理解や称賛、迂回した形での自己の認
  め合いが行われていると云う事だ【悦ばしき知識】

とても好きな言葉なのでたまに読み返している。
  
今日はこれで終了とする。和合先生のCDを聞いて寝ることにしよう。