【#2656】 無常の世よ・・・。

今日は朝から梅雨時特有の湿度の高い、じめじめした一日であった。四連休明けでなに
かと慌ただしかった。四連休と言っても私は毎日が仕事のようなものでしたので、仕事
のメリハリにかけたのではないかと反省・・・。

今日は、「いわて漆プロジェクト」の共同研究をする、岩手大学農学部の先生方と韓国
釜山大学の李教授、岩手県、そして私の5人でWeb会議でした。COVID-19 でWeb会議も
日常的になりました。岩手県・韓国釜山・広島県の3拠点を結んでWeb会議ができるとい
うのは、時間の節約、集中した討議ができ本当に便利だと実感した。

最近はお客様との打合せや商談もWebで行うことが多くなってきた。お客様に出向く移
動時間は要らない、互いの時間が合えばいつでも顔を見ながら会話ができる。本当にあ
りがたい・・・。働き方改革や時代スピードの早さで、働く時間を気にしながら仕事を
しなければならないこの時代、このWeb会議システムは仕事のあり方を変えていきます
ね・・。

韓国釜山大学の李先生とはいつでも思い立ったらSkypeで話をしていますが、意見交換
をしてknowledgeの共有や疑問点の相談、研究の進捗確認など本当にありがたいです。

今日はある経営者の方と話をした。話は自然と新型コロナウイルス禍の話になる。経営
者にとって足元が見えず、先行きも見えない不安が大きい。経営は常に行き先の見えな
い敵との戦いだ・・・・。

オーストリアの経済学者のシュンペーター教授の言葉にこんな言葉がある。

   企業は、新結合によって経済は発展する。発展とは経済自信のなかから
   生み出す変化であり、しかもその変化は非連続的である。

   企業家は、新結合を遂行し、経済的戦場において変化と冒険し、困難の
   ために、経済のなかに猪突猛進し、経済に変化を与える人。

といっている。経営は常に変化するものであり、何が起きるかわからないものだ。常に
新しいものを求めて、変化に挑戦し困難と戦い、新しい道を切り開いていくことに、ま
っしぐらに突き進むのが経営者だという・・。いま経営者は、この新型コロナウイルス
で厳しい環境にあるが、「常在戦場」「打つ手は無限」「背水の陣」をもってこの時を
乗り越えなければならないと思う次第だ・・。「万策は永遠にある」である。

今日はこれで終了とする。