【#2657】 困難時だからこそ

今日は明日分割で納品する新システムの検証で遅くなりそうだ。
検証はいつもの事ながら神経は使うし、精神的に緊張感も高くなる。
今までヒヤリングや仕様設計に神経を集中させて取り組んできたので、
その真価が問われる一瞬です・・頑張ろう。

10年前にNPO法人を設立して、伝統工芸品の普及や情報発信に取り組んで
きました。日本に古来から伝わる伝統文化や伝統工芸品は数多くありま
す。100年前から続いているものや600年1000年続いている伝統文化や伝
統工芸品は数多くありますが、近年その数は急激に減少しています。

生活様式の変化や洋式化によって需要が減り、産業として成り立たなく
なってきた。需要が減るという事は商品として伝統工芸品が売れなくな
っったという事です。その現象な毎年下降の一途です。

原因は、伝統工芸品は手工業で生産量が少なく、価格が高いという事、
また、もともとは日用品であったものが需要が減り価格が高くなり、中
には希少性から美術品になっているものも多くあります。

伝統工芸品は手工業で職人さんの世界であり、経験と勘と感性がものを
いう世界です。職人として一人前になるためには年数から十数年の修行
を要する業界もあります。
その為に継承者のなり手が少ない。また業界が閉鎖的でしきたりや慣例
にとらわれるため、技術革新や産業の近代化が遅れて、生産性や効率性
が近代産業に比べる非常に低い事にある。工芸品に使われる材料はだん
だんと国内では少なくなってきていますし、工具も手に入らなくなって
きていることも伝統工芸品産業衰退の大きな原因の一つだといわれま
す。

産業、事業は継続的に発展するものでなければならないといわれます。
継続的に発展するために、その産業や業界は常に革新をやり続けなけれ
ばならない。仕事のやり方一つ一つに、商品の開発一つ一つに、生産工
程一つ一つに、そして組織の運営に、常に日々創意工夫と革新性がなけ
ればならないと思うのです。

衰退する産業や事業に共通するものは、この日々の創意工夫や革新性が
乏しい事。経営者はこの事を寝ても覚めても考え続けなければならない
のだと思う。考え続けるから経営が事業が発展していくのだと思う。

今日はこれで終了とする。これで帰宅とする。外はすっかり雨も上がっ
たようだ。明日は天気は晴れのようだ。