時に言葉は、ひしがれた心に勇気を奮い立たせ、生きる力を漲らせる。
人は言葉を、時には先人の言葉らか、時には愛読書から、時には尊敬す
る師から、そして友人から愛する人から得られるものだと思う・・・。
今日は稲盛和夫氏の「失敗」と「成功」法則から好きな言葉を読み直し
てみた・・・。
人間は弱いもので、困難に遭遇すること
それに挑戦することなく
すぐに言い訳を考え、逃げ出そうとします。
しかし、それは決して成功はできません。
どのような厳しい状況にあっても
それを正面から受け止め、誠を尽くし、
誰にも負けない努力を続けることが、
成功するために必要です。
今日釜山大学の李先生と取り組んでいる研究について、韓国釜山大学と
スカイプで繋いで打ち合わせした。いろいろ話していると大きな希望が
より強い意志となる。生きるエネルギーとなりこのプロジェクトへの大
きな力となることを感じた。
「言霊」というが、話をすると云う事は、心にある思いを言葉にして発
し、相手の方の言葉を心として受け止めるとことである。本当に不思議
なものだ・・・。だから伝わるのだ・・いつの間にかそれが
「以心伝心」となる・・。
IT社会になりSASやメールがコミュニケーションや連絡手段になってき
た。確かにメールやSASは用件の伝達は確実にできる、しかし、用件は伝
達できてもその用件にかける思いや心の襞まで伝わらない・・・。
もう45年以上前になるがフランク・ベドガーの「私はこうして販売外交
に成功した」という本を読んで、営業職という仕事に希望もって飛び込
んだものだった。その中に「一時間の面談のために6時間をかけてその
人に会いに行く」・・・とあった。そしてお会いしてその人のための提
案をする。これが営業の極意だと・・
私は今もこの言葉を大事にしている。どれほど勇気づけられたことか。
心が折れそうな時でもこの言葉で生き返ったものだ・・・。
稲盛さんの上の言葉もとても好きな言葉である・・・。
今日はこれで終了とする