「ハーバード・ビジネスレビュー」12月号の特集は「使える行動経済
学」でした。そこでこんな話しがある。
ナッジ理論なるものですが、その定義に、「選択の自由を残しつつ、金
銭的なインセンティブに頼らず、人々が懸命に行動を選ぶ事を手助けす
る法」とある。なんとなく分かるようなわからないような話ですが、こ
んな事が書かれている。
この理論はノーベル経済学賞を受賞した米国シカゴ大学のリチャード・
セイラー教授とキャス・サンスティーン教授の発案なそうです。
最も有名なのが、オランダのスキボール空港の男子トイレ
の小便器に描かれたハエだ。同空港のトイレの小便の飛散
で清掃員費が高騰していた。
だが、男性が小便をするとき、このハエを目標にするよう
になって飛散による汚れが80%も減少。これだけで清掃費が
20%も減少。
これは人間は判断に迷うものであるから、「肘で軽く突くか
のように賢い選択肢に導く」法で、「ナッジ均衡」という。
ナッジ均衡は、人間らしい癖による意思決定の歪みを良いものに変えて
いこうとするものとある。
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金銭のインセンティブに頼らす行動変容を引き起こすところが良い。い
ま多くのところで取り入れられている。
我々のなかなか直せない癖も少し視点を変えることによって、良い方向
に向かうかもしれない・・・。
今日はこれで終了とする