今日は、昼前に広島の事務所をでて新幹線で東京に向かった。車内では
16:30からの打ち合わせの資料をよみ、その後は和合先生の音楽を聴きな
がら車窓の向こうの秋の景色を眺め、いつの間にか眠っていた。
東京駅には16:00前についたが、そののままある漆作家さんにお会いする
ために荻窪駅南口の「星之野珈琲店」に向かう。その先生とは二時間近
くお話をした。
漆採取法や漆木の育林について、育林がいかに難しいか、現代の漆採取
は労多くして実が少ない事、漆産業の諸問題など、互いに思っているこ
とが同じようなことで時間が経つのも忘れて話していた。
この産業に対する問題・課題認識が同じであることに共感しあい、これ
から互いに協力しあう事で意気投合しあった。素晴らしい出会いであっ
た・・・
いまこの漆事業に取り組んでいるが、事業を起こす(起業)事は大変な
苦労とエネルギーがいるが、夢への挑戦であり、困難の克服であり、自
分の創造力と想像力の発揮であり、精神力、忍耐力をもっての戦いであ
る。
私は今回の事業で起業は3回目でるが、いつも大変な思いをすることは
分かっているが、なぜかこの自分との戦いに闘争心が駆り立てられる。
稲盛さんは、事業について次の事を言っている。
1、事業目的・事業意義を明確にする。
2、具体的な目標を立てる。
3、強烈な願望を心に描く。
4、ふぁれにも負けない努力をする。
5、売り上げは最大に、経費は最小に。
6、値決めは経営。
7、経営は強い意志で決まる。
8、燃える闘魂。
9、勇気をもってあたる事。
10、常に創造的な仕事。
11、思いやりの心で誠実に。
12、常に明るく前向きに、夢と希望をもって素直な心で経営する。
稲盛さんはこの中で、強烈な願望、負けない努力、強い意志、
勇気をもって、を特に強く語っている・・・・。
経営は真似事や絵空事ではない。経営の目的・目標は、強烈で猛烈で地
を這う努力によってのみ達成される。それは強い意志によってのみ完遂
されると改めて確認している・・。
今日はこれで終了とする。