【#2879】 普段から用心

3月16日、夕方まで事務所で仕事をして、19:40の飛行機で広島空港から仙台空港
へ、空港からは仙台駅までJR線で。そして仙台駅から東北新幹線で盛岡駅へ。
盛岡駅に着いた時は既に23時近かった。遅い時間だったので一車両に数人しか乗
客はいなかったです。

ホテルにチェックインして部屋に入ったらもう23時25分。直ぐに一風呂浴び
た。そしてお茶を一杯飲んだ直後、カタカタと音がしだした。空調の音かなと思
いきや直後にガタガタ、ギシギシ、大揺れ。揺れはますます強くなり、「これま
ずいんじゃない」と思いながら、携帯電話の地震警報と、テレビの地震速報、
ホテルの館内放送と・・・その揺れは時間約30秒ぐらいかな。ホテルは部屋は5
階ですし、湯上がりなので着替える時間もなく、ただ大きな揺れとギシギシとな
る音にじっと耐えておさまるのを待つしかない。館内方法でエレベーターが止ま
っている事が放送されいた。
・・・・そして朝のニュースを見てビックリ。被害が甚大であることを知って更
に驚き、そして新幹線が事故って動かない事を知り驚きは二重三重に。
私には東京に戻る交通機関がないことに気づき愕然とする。

直ぐに気を取り戻し、まず仙台空港から広島空港への飛行機を予約して、
それから仙台空港へ行く方法を考えたが、どのルートも寸断されている。

それではと思い、盛岡駅から駅レンタカーで仙台駅まで行くことに。230キロ以
上はあるがこれしか足はない。一人運転で一気に盛岡から仙台へ・・そして広島
空港へ。この日は目的地の二戸に行くことはできず、ただ広島に戻ることだけの
移動時間で一日が終わりました。

出張先で突然の災難にあった時、人間はどのように行動するのが良いのか普段か
ら準備をしておかないとね。特に交通機関を確保する事や食料を手に入れる方
法、そして連絡手段を常日頃から共有しておく事は大事ですね。

「災害は忘れた頃にやってくる」とか「地震雷火事親父」と言われるが、災害に
いつ何処で遭遇するかわらない・・・・日頃からの用心が大事ですね。

今日はこれで終了とする。