もう9月も最終週だ。台風一過は大きな災害をもたらした。新型コロナもだんだんと収束に向かい
出した。今年の冬はコロナからインフルエンザに流れが変わると言われるが、ウイルス感染である
事には変わらない。マスクも当分離せないな。
数年前の私の経営ノートにこんな事が書いてあった。
経営者の環境適応力とは」(「打つ手がない」から「打つ手は無限」へ)
厳しい時代であるがこんな時にこそしっかり自社の強みや弱みを把握し、その強み弱みをどう生
かしどう変えていくかを考えたいものです。特に中小企業多くの弱みはあるものです。人材難や資
金力、商品開発力や情報力などの弱さはどこの会社も抱える問題ですし、仕事の業務プロセスの非
効率性やマーケティング力の弱さなどあらゆるものが弱点といえるかもしれません。
中小企業の多く経営者は、これらの弱点はなかなか変えられないもの、変えることは難しいものと
考えていることが多いようです。要するに「打つ手がない」と思っているのではないかと思ってい
ます。
経営環境は常に変化しています。特に近年、大企業・中小企業を問わず急激な社会変化や行き過
ぎたグローバル化の影響や、少子高齢化による国内消費の低迷や雇用環境の変化、激しいまでの企
業間競争は経営者の神経をすり減らし、極度のストレスをもたらしています。これからますます激
しくなるといわれます。しかし経営者はどんな事があってもこの変化の激しい時代の波を乗り越え
ていかなければなりません。それは経営者に課せられた使命だからです。
今夜は秋の虫の鳴き声が一段と美しい。
今日はこれで終了とする。