今週は東京、岩手県を駆けっこの様な日程の出張でした。新幹線そして飛行機を乗り継いでの移
動ですが、広島、東京、岩手は距離があるからやはり疲れますね。移動の疲れは移動時間より距離
が長いと疲れが大きいと言われるそうです。
移動の間は寝ているか、タブレットで社内に向けた仕事の指示や仕事関係の方々にタブレットで連
絡メールを書いている事が多いですね。本を読む事も多いのですが、移動の時は読書疲れしない様
に出来るだけ面白い小説を読む事にしている。時代物が多いですが。
「大道は多岐を以て羊を亡う」という言葉があります。列子の言葉の様ですがその意味するところ
は、次の様なことのようです。
長い人生には多くの分かれ道があり、ややもすれば脇道にはいりこんでしまい、本道を忘れ大切
な人生を無駄に過ごしたり棒に振る人がいます。若い時には、人生に夢があり希望があります。こ
の夢や希望をずっと持ち続けチャレンジすればいいのですが、年の経過とともに当初の夢も希望も
薄れ、年老いて人生を振り返ったら、何もせずただ日々に追われていたと云う人も多いです。この
ような事を「多岐亡羊」というそうです。だから人生には目標や計画があったほうが良いのです。
しっかりした目標こそが「大道」です。大道があっても多岐(魅惑)に流される事があるのです
から、目標がなかったら目前の枝葉に執着する人生となります。列子はこれを言いたかったと言わ
れております。
経営というエンドレスの仕事は経営者にとって、自己との戦いであります。いつも会社の維持、
発展にチャレンジし続けるのが経営者人生ですし、三年後五年後、そして十年後の計画が必要であ
りますから三年後、五年後、十年後の自社の姿を描きそれに向かって事業計画を立て、着実に進む
ことこそ経営の大道だと思います。
事業における目標、計画は経営者の人生の目標であり、大海航路の羅針盤であります。この羅針盤
を何度も確認しながら進む事が「大道を見失わない」最善の方法だと思います。よく、「目標も計
画も大切な事はわかっている。立派な事業計画を立てても、それを達成する事がなかなか難しい
し、なかなかできない」という経営者の方がいますが、難しいから価値があるのであり、だからや
った者だけが成功するのではないでしょうか。ーいわて漆テックの事業も大きな事業計画に向かっ
て邁進している。
「小利を見れば即ち大事にならず。」とも言います。深秋の夜に人生の大事を考えさせられる私で
す。今日はこれで終了とします。