【#3082】大学の道は明徳を・・・・

毎日のニュースは、能登半島地震と自民党のパーティー券裏金問題です。能登半島地震は地震国日本ですから、本当に大変なことと、その悲しみ、落胆、心痛な思いはただただ心からお見舞いを申し上げるだけです。被災に遭われた方々の代わりはできませんが、一日も早い復旧復興を願うばかりです。

 

中国古典の「大学」にはその冒頭で、「大学の道は、明徳を明らかにするにあり、民を新たにするにあり、至善に止まるにあり」・・・・明徳は純良明朗な特性であり、民を新たにするとは、民心を清新に保ち、沈滞堕落せしめないことであり、至善に止まるとは、向上しさらに向上して、至極の善に到達して安住する事とある。

 

自民党のパーティー券裏金問題や、金に塗れた国会議員先生方にこの「大学」の一節を読んでもらいたいものです。政治家はこの大学編にあるように、政治学と倫理学こそ修めるべきですね。そして政治家は「修己治人」の道の人であって欲しい。連日この政治家の金の問題のニュースには呆れるばかりであり、醜いものでもありますね。政治家は内部の権力闘争に明け暮れ、外に出れば一票を金で買うか、土下座して乞食の一票を頂くかに腐心する。これが国会議員ですね。国会議員の方にすせんする図書は「大学」です。どうか読んで頂き、高い志を持ち、国家国民の為に働く議員になって欲しいものです。

 

今日はこれで終了とします。