【#3133】入梅ですが

今日は暑い一日だった。30度はあったろう。暦の上では梅雨に入った(6月11日は入梅)のですがこう暑いとね。私が小さい頃は30度と言ったら8月の真夏日ですよ。まだ6月というのに。これから夏に向かう問いのに思いやられるね。そんな暑い日でしたが熱く仕事に取り組んでいました。やらねばならぬ事が多くてね。やってもやっても次から次と新しい問題や課題、解決しなければならない案件、事案は出てくるものだ。どんな困難、難題でも積極的に果敢に取り組んでいく事が大事だと自分に言い聞かせている。

今日は「書経」の「蘆らずんば胡ぞ獲ん。為さずんば胡ぞならん」という言葉からです。「蘆らずんば胡そ獲ん」とは、いろいろな書物を読んでも空読みをしたり、どんなに役立つ良い話しをきいてもその話をうわの空で聞いていては何も身に着かない。本当に自分のものと役立させる為には、その内容の一つ一つを自分の脳みそで考えてみることが大事だという意味のようだ。また人の話を聞く機会も多くあります。ネットで情報を得ることも簡単にできます。でもややもすると、その情報を「鵜のみ」にしてその情報に惑わされ判断を誤ったり、時には詐欺などの事件に巻き込まれることもあると聞く。多くの情報や知識は一旦自分の脳みそで考え、自分の思考回路で考えてみることが大事だな。そのすることで本当に自分の身になる情報となり知識となるのではないかと思うのです。

そして「為さずんば胡そならん」は、有言不実行では、折角の情報も知識も宝の持ち腐れというもので、その知識はなんの役にもたたないという事を教えてくれる言葉なそうだ。「考える事は誰でもできる」「言う事だけなら誰でも言える」。でも実行となるとなかなか難しいものだ。それゆえに実行する事は価値のあるものだ。「有言実行」というし「知行合一」ともいう。自分はなかなかできていないが、この言葉を心に銘しておこう・・。

今日はこれで終了とする