今日改めて安岡正篤先生の王陽明の解説本から「知」と「行」についての一節を読んだ。王陽明の陽明学の「知行合一」はあまりにも有名な言葉ですね。安岡正篤先生の解説によれば、「知は行の始めなり。行は知のなるなり」という。知は行の始まりであり、行は知の完成である。これが大きな循環関係をなすものである。知から始まるとすれば、行は知の完成、知というものは循環するわけです。知が深くなれば行いがまた尊くなる・・・・・。25年以上前になるが、師匠の近藤建氏からこの「知行合一」について何度も教授頂いたものでした。私にはなかなか及ばない事ですが、この言葉を今でも大事にしている。今日はこれで終了とする