梅雨に入ったようだが例年よりだいぶ遅いようだ。例年6月前半には梅雨入り宣言がありますが、今年は20日過ぎてからだ。今年の春は例年になく暑く、4月下旬には真夏のような暑さもあったし、5月には25℃超えもあった。6月に入り30℃超えが全国各地であり、35℃の地域もあった。真夏の到来かと思うほどであった。気候変動は年々激しくなり異常気象の高温状態が続いている。世界各地で異常気象が発生し、大規模火災や大洪水、干ばつ、作物の不作などなど、このままでは2050年の前に地球は高温と災害、食糧危機、環境破壊、飢餓などが猛スピードで進む。
1992年、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを究極の目標とする「国連気候変動枠組条約」が採択され、世界は地球温暖化対策に世界全体で取り組んでいくことに合意しました。同条約に基づき、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)が1995年から毎年開催されています。しかし、このCOPでは議論され提言・採択はされますが、先進国と発展途上国、また先進国と先進国間での各国間の利害、思惑、価値観が対立して、この条約はなかなか進展しないですね。その間も環境破壊は確実に猛スピードで進み、地球環境は確実に破壊の一途であり、人類は破滅の一途を辿っている。
COPはできてからもう30年になる。地球は全人類、生あるものの共有地である。いま人類は宇宙開発やミサイル開発、またAIの開発などに凌ぎを削っているが、各国政府や国際機関は、この地球を守るために人類の英知を結集して、問題の解決に取り組んでほしいものです。今日はこれで終了とする。