【#3157】佳書

夏期休暇で休みですが、私は事務所で普段できない事や、いつかやろうと思っていた調べ事や、切り抜いて一読したきりの新聞の切り抜き記事の整理など、やる事はいっぱいある。

 

昨日と今日は今まで勉強した漆の調査資料の整理をした。漆に関する資料も随分あるね。本のコピーやネット記事、集めた論文などファイル10冊以上になる。方々の職人さんを訪ねて仕入れた記事もある。貴重な資料だ。明日までこの資料の整理をして、後半は重要箇所をレポート化して休暇後からの仕事に使う事にする。

 

情報や知識は古ものも重要だ。もちろん新しい情報や知識も絶えず収集蓄積せねばならない。佳書と言いますが、佳い書とは、それを読む事によって我々の呼吸、血液、体液を清くし、精神の鼓動を昂めたり、落ち着かせたりする書をいう様である。ただ新しい情報や新しい知識だけではだめで、佳い情報であり佳い知識であり、佳い書物であることが最も自分の心を高めてくれものですね。

今日は少しだけ安岡正篤先生の書を読んで寝る事にする。