強烈な台風10号が鹿児島県に上陸しましたが、気象庁の警報では風速65メートルと今まで経験したことがない猛烈な台風なようだ。風速65メートルという事は最大瞬間風速は70メートルを超えるものだ。今夜から明日にかけて広島にも接近する。広島はいま午後6時半ですが、まだ暴風も大雨もないですが、空は真っ暗ですね。台風襲来の不気味な前兆ですね。
自治体などが出す避難情報の「レベル3」は「高齢者等避難」で、高齢者や身体の不自由な人など避難に時間がかかる人に避難をすすめる案内が始まるレベルですね。また そのほかの人も、避難の準備を進めたり自ら避難の判断をしたりするレベルにもなります。 「レベル4」は、「避難指示」の情報で、危険な場所にいる地域住民全員に避難してくださいと指示がされるレベルで、身の危険が迫る前のレベル4の段階までに必ず非難するのが身を守る最善策です。 そして、最も深刻な「レベル5」は、「緊急安全確保」です。 すでに災害が発生しているか、発生している可能性が極めて高い状態です。 近年日本に上陸する台風は大型化して強烈です。線状降水帯の降水量も一時間に数百ミリメートルとバケツを水をまけるような大量の雨が降ります・・・災害、被害も甚大で亡くなる人も多いですね。日本は地震も台風も本当に自然災害が多い国です。用心したいものです。
寺田寅彦先生の言葉に「天災は忘れた頃にやってくる」という警句があります。これは、「起きてしまった災害を忘れることなく日々の備えをしよう」という意味のようです。昨今の日本は災害を忘れるどころか、災害が起きて復旧もできないうちにまた次の災害が起きて受難が続いていますね。日頃からの備えが大事という事ですね。この強烈な台風は明日は最も広島に近づきます。
今日はこれで終了とします。