今日は三連休の最終日であり敬老の日でもありますね。一日事務所で調べ物や書き物をした一日でした。先日Amazonで購入した、ネルケ無方著「日本人には宗教は要らない」を読んだ。新書版の読みやすい一冊でした。何故日本人には宗教は要らないのか。それは日本人の日常生活の中にに無意識の宗教があるからだと言う。自省の念や利他の心や思いやり、大いなるものに畏敬の念を持ち、食事一つをとっても感謝の念で手を合わす。日本人は道端の祠にも手を合わす。女性一人で
夜道を歩いても安心安全でこんな国世界のどこに行っても日本だけだと言う。これは日本人の心に内在する社会観と無意識の宗教観の表れと思うのです
日本中どこに行っても、街中も田舎道も高速道路のサービスエリアのトイレだって、田舎の公園だっていつも綺麗に清掃されている。隣近所の方が声かけして掃除しているところもあるし、町内会が清掃日を決めて皆さんで清掃している所もある。ボランティアで日課として道端や公園などの清掃をしている老人も結構いる。企業が会社周辺の門前清掃や町内会の清掃に参加しているところもある。日本人は綺麗好きだし人に迷惑をかけない心の優しさもある。これは日本人の道徳観や宗教観によるものだと言う。だから日本人は日常の生活そのものが宗教観の実践をしていると言える。