愛車が故障した。前輪のエアーサスペンションが壊れかけたようだ。だいぶ前から現象はでていたがまだ大丈夫だろうと乗ってきた。しかしもう限界なようだ。エアサスの警告灯もよく出るようになった。このままでは大きな故障になってしまう。修理しなければならない。もう7年も乗っているのだから、故障もするよね。部品の摩耗や劣化、足回りの破損などいろいろなところが痛んでくるものだ。私の車は「ベンツE-class」で古くて大きい。私は車はボディーが大きいのが好きなのです。走行時の安定感と安心感が良いですね。今までスーッとベンツを乗り継いできている。ただ燃費は悪いので遠出には使わないです。7年間も大した故障もなく走ってくれたので疲れてきたのだろうな。
人間も人生を長くやっていると、いろいろなところに故障や疲労が出るものだ。人間の制度疲労というのかな。どんなに丈夫にできている車や列車でも、あの頑丈な車体も長い間に金属疲労は出てくるし経年劣化もでてくる。たまには思わぬ大故障だってある。人間の肉体も歳をとってくると経年劣化も出てくるし、金属疲労ならぬ肉体疲労や重病など思わぬ故障もある。病気だって若い時に比べて多くなる。足腰だって弱ってくるしね。だから体は普段から大事に使わないとね。「心」だって同じですね。長く人生をやっていると、自分では気づかぬうちに「心に埃」が積もってくるものです。人との軋轢や争いもあるし、欲が固まったり意地が強くなり、いつの間にか「心の使い方が捻じれる」。でも本人は気づかないものです。そんなこんなが自然と心の「埃」となって積もるものだ。これが「心の埃」であり、人生を重いものにしたり「病の基」となるという。
人間には「八の埃」があるという。「をしい」「ほしい」「にくい」「かわいい」「うらみ」「はらだち」「欲」「ごうまん」(八の埃)なそうです。これが人間を苦しめるんですね。私の車もそうですが、知らず知らずのうちに劣化や摩耗もしてくる。そしていろいろな個所で故障を起きる。「心の埃」と同じですね。日々「心の掃除」をし大事に丁寧に使う事が大事だ。日常の生活の中でこの「埃」を払っていかなければ、いつの間にか大きく積もってしまう。そうならない為にも、絶えず自分の心を省みる事が大事と思う。それには神様に手を合わせ心の掃除をする事だと思いますね。