すっかり秋気配です。空気も何処か柔らかい涼しさと、天は少し高くなり、虫の音も多くなってきた。今年の夏も熱い熱い夏だった。
輪島地方の災害はなんとも悲惨ですね。一月に大震災があってまだ復旧もできていないのに追い討ちをかける大災害である。日本は本当に大きな災害が多くなった。被災した皆様には心からお見舞い申し上げます。
今日は秋分の日の祝日ですが、事務所で一日仕事に集中でした。明日からの奥州漆研究所で行う作業手順を念を入れての確認したし、まだわかっていない事を資料や論文などから解明しようと思って取り組んだ。もう3日間で20時間もかけているが満足する解答を得ていない。もう少し頑張ろう。
また、お客さまのDX推進のための業務分析やシステム分析はと、DX構図の設計にも取り組まなければならない。これもなかなかの力仕事ですが、今まで多くの企業の業務分析や経営システムの設計、開発に携わってきているので要領は得ているしツボも掴んでいる。ただ社会変化や経営技術の進化で、企業のDXも複雑化、高度化している。もっともっと勉強しなければならない。
もう20年以上前になるが、司馬遼太郎の「功名が辻」を読んだ時のメモが本の間から出てきた。私はそこにこんなことを書いていた。
「男というのは誠に単純である。女の一言で天下一になったような
気持ちになれるし、立ち直れないほど傷つく事もある。」
「自惚れという肥料だけが 大器ある男を伸ばす道だ。
それが武将であれ禅僧であれ、絵師であれ。
賢い千代は、その機敏を知っていた。」司馬遼太郎。
「妻が陽気でなければ 夫は十分な働きはできませぬ。
夫に叱言を言う時でも 陰気な口から言えば 夫は心がなえ
男として気負い込みを失います。
同じ叱言でも 陽気な心で言えば 夫の心がかえって鼓舞される
ものです。」 山内一豊の妻千代
男の人生は女性の手の平の上で演じいる方が楽かもしれないね。今日はこれで終了とする。