【#3198】月夜の禊の水は洗心なり

今夕は20時から何時もの散歩コースを一時間ほど歩いてきた。今年も晩秋の季ですが、今夜などは寒さ一段というところですね。今日一日16532歩でした。このところほぼ毎日12000歩以上は歩いている。一昨日の慈恵医大での定期検診の血液検査は、ヘモグロビンa1c以外は全ての項目で正常値でした。食事コントロールと適度な運動を維持し健康管理に万全を期している。

朝夕の「禊」の水も少しだけ冷やくなってきましたね。でも例年に比べるとまだ温かい方かもしれない。この時期から「冷たい」なと感じるが今年はまだそこまでではない。これから本格的寒さになると、水も体を突き刺す冷たさになる。こうなると「禊」も心に落ちる。この禊のおかげてもう何年も風邪はひいた事はない。今夕も禊に水を頂いて寝る事にする。

司馬遼太郎の「三国志」の第4巻も佳境に入ってきた。この三国志の監修者である渡邊義浩先生は巻末でこの様に論じている。「三国志」は「滅びの美学」を描いた文学である。漢の正統を引く劉備が建国し、神となった関羽、庶民の大人気の張飛、知識人がその忠義を仰ぐ諸葛亮が支えた蜀漢の敗北を描く物語なのである・・・・・。そして賊役として悪知恵を働かせて、中国史の流れを変えた曹操・・・と評している。私はこの歴史文学のを引き込まれている。まだこれから先が長いが、この「滅びの美学」の世界を観戦しようと思う。

今日はこれで終了とする。