【#3234】活読

私の読書は単なる読書であって乱読であるな。安岡清篤先生は活学について「読書はただ本を読むだけではダメで、読みながらその本を自己内部で賦活する必要がある。これを活読という。読みっぱなしならば、むしろ本に読まれているという事になる」と言われている。私の読書は読みっぱなしの方だ。ただ面白いから読む。目で文字を追うだけの読みの時もある。何かの調べ毎のための書を読むという事もあるが、それも本質は欠けている。ただ楽しんだ、ただわかったというだけで、自己内部の賦活になっていない事が多いな。真の読書は、自己の精神形成や心の修養になるものでなければならない。単なる知識の習得だけだったらネットから収集でも良いですからね。