時の刻みは一秒の狂いもなく刻まれて行きます。一週間は早いものです。今週も週末です。今週は広島から東京、そして奥州漆研究所へ。一日仕事をして東京へ戻りました。翌日は東京から姫路に。姫路駅からレンタカーでお客様へ。そして広島に戻りました。日本各地に行く事が多いのですが、どんな所へ行っても到着した駅から目的の場所やお客様に行きますが、どこへ行っても目的地、お客様の往復ですね。観光地や街並み散策などはしたことはないです。
人生のあらゆる場面において生命力というものは、必ずこれから先これをしなければならないとか、ああしたい、このように生きたいという思いがある時、人間は生命力が旺盛なものだ。それはある意味「使命感」に燃えるからだと思う。その使命感は「理想」の実現に向かってエネルギーを燃やすからですね。
「空想のような理想」も実現すれば現実ですし、実現しなければ単なる空想であったという事になる。しかし、同じ空想でも「理想」に向かってエネルギーを燃やした時は、その空想に終わったことは無駄な空想ではない。一番いけないことは、単なる「空想夢想」がいけないね。理想を描き、実現したい目標を持ち、強い人生観を持ち、それを「使命感に昇華」し行動に移した時、物事は現実となるのだと思うのです。佐藤一斎の言志録に「少して学べば壮にして為すあり。壮して学べば老いて衰えず。老いて学べば死して朽ちず」とある。