【#3262】学は楽しむもの

今週も週末となった。今週もいろいろあった。広島空港から仙台空港へ。そして仙台駅経由で水沢江刺駅行く予定だった。しかし、仙台駅に着いたら、仙台地方が強風で東北新幹線が一時運転停止していた。仙台駅で待つ事3時間。漸く21時過ぎに水沢江刺駅に向かって臨時便が出た。水沢江刺駅に着いたのは22:00過ぎだった。この遅れに疲れましたね。また広島との温度差が10℃以上もあり寒かったですね。疲れ果てて・・・・・翌日は前日の遅れを取り戻すために午前7:30から作業に取り掛かり昼食なしで17:00までのぶっ通し作業。商品の精製作業をやり、器具の清掃、研究した理論値で製品ができるかの実証実験、時間に終われ集中していたために、昼食を食べていない事に気付いたのは帰りの新幹線に乗る直前でした。慌ててバナナ一本とアロエヨーグルト、山崎のジャムパン一個、伊藤園に麦茶ボトル500cc一本を買って新幹線に飛び乗り、漸く「心安からな18時過ぎの昼食」なった。これでは健康に良くないなと思いながらね。

今、漆商品の商品企画に取り組んでいるが、商品企画はなかなか難しい。時間があるときはこの事で脳みそをフル回転するのだが、なかなか良いものが頭に浮かばない・・・・・・。商品企画は、企画する商品を実際に製品にして市場に出すためのアイデアを具体的にイメージするプロセスを言うのだ。要するに自社の新しい商品を新商品として市場に出すための施策やマーケティングプランを具体化す戦略を立案するプロセスを言う。

製品開発は、商品を実際に現出させるための製品仕様から品質基準や製造工程を組み立てる製造プロセスをいう。

商品企画は、・既存顧客に提案できる商品である事。・顧客が必要としている商品である事。・自社の技術や知的財産を商品化する事。・市場で売られている商品に勝つ商品力である事。

私は今これに取り組んでいるのだ。寝ても覚めても、夢の中でもこの事で私の思考は沸騰しているのです。何かを作り世に出すという事はこれぐらいの事ではまだまだダメである。「狂」になるほどの集中して人生の全てを賭さないとね。今日も「漆」の調査で新しい発見があった。新しい発見があったのは嬉しい限りだが、私の研究はまだまだ足りない事を痛感した。商品企画、製品開発のためにもっともっと深く勉強しなければならならない。

安岡正篤先生は「真の学問というものはより深く楽しんでやるものだ。大変だとか厳しいだとか、辛いなどと思っている間は、学問でもなければ何でもない。ただの何の役にも立たない勉強程度のものだ」と言っている。何かをなすにはその事を「楽しみまで昇華させてやるものででなければならない」とね。私もこの事業を楽しみながら、しかし、確かな目標に向かって不退転でね。