【#3264】菜根譚に学ぶ(言葉の深意)

菜根譚は若い時によく読んだ中国の古典です。何度も何度も読んで人生の肥やしにしようとしたものだ。いくら読んでも私の能力では肥やしにはならなかった。ただ読んだだけで終わっていた。読書は目的を以って読まなければ決して知性や教養の蓄積にはならない。ただの知識の詰め込みに過ぎないという事からもしれないな。菜根譚の一節から「そのとき物言う日頃の心がけ」・・「間中に放過さざれば、忙処に受用あり。静中に落空させざれば、動処に受用あり。暗中に欺隠せざれば、明処に受用あり。」のの解説に(暇だからと言って無駄に過ごすことがなければ、その効用は忙しい時に現れる。何事もしないで凡らり過ごしていなければ、その効用は活動するときにあらわれる。一目の届かぬところで良心を偽らねければ、その効用は公の場で現れる。・・・他人の成功や失敗の真の原因を知りそこから学ぶことができる・・・・あすから又頑張ろう・・。