【#3266】湯冷めしました

昨日今日と「春うらら」の日和です。花見をしたいがそんな気分でもない。人生なんって春だからと言って浮かれてはいられないですよね。日々の事に精進し努力を怠ってはいけないですよね。今日はどうも体がいまいちだ。昨夜、風呂から上がって、少しだけと思い小説を読んでいたらつい23時半になってしまった。風呂から上がって「冷水禊」をしているから、体が冷えているところに、遅い時間になって「湯冷め」ですっかり冷え切ってしまったようだ・・今夜は気を付けよう・・・・。

菜根譚の中で洪自誠は「ものごとを討論するときは客観的な立場に立って、当事者たちの利害を得失を十分に考慮する事が望ましい。ものごとの処理にあたる時は、実践の先頭に立って、その結果、自分に振り返ってくる実得失は一切念頭に置かない事だ。」・・・。私も気を付けるようにしよう。

ヘッセの詩集に「夕べ」・・「夕べとなれば、恋人が連れたって、ゆっくり野をあるく。女たちは髪を解き、商人たちは銭をかぞえ、市民たちは心配そうに、夕刊でニュースを読み、幼子らは小さいこぶしを握って、ぐったりと深く眠る。めいめいただ一つの本当の事をし、高い義務を従う」・・とても良い詩だ。生きるという事は高い義務を負っているのだ・・。