【#3283】人生は質にあり

今週は韓国釜山大学の李先生が奥州漆研究所にこられ、2人で漆研究の深掘りの議論をし、また新たに海外産の漆の輸入精製について建設的な議論と今後の方向性を建設的に議論共有できた事は本当に良かった。李先生とは本当に短い時間でしたが専門的なこと、精製技術また知的財産戦略こと等、この事業の「共同研究者」として「同志」としてさらに発展させて行く事で共有できた。

安岡正篤先生は「人間は常に質が文より勝っている事が望ましい。その人の奥深い者がどっしりとあって、そこの若干の表現があれば良い」と言われている。「論より証拠」ともいうが、どんな素早しい論より一つの事実、一つの結果がその事の質を決めるのであると思うのである。

 

事業もそうです。経営論は理屈(文)であって経営(質)ではない。経営論通りの経営をして経営が成功した話は聞いた事はない。経営論という「文」を、自らの知恵と実践力と患難辛苦を経験した「質」から一つの結果が「表現」されるのではないかな。

今この事業は、いま箱根の山に差し掛かっている。天下の剣である。それは、製品化企画、商品化とう事業を生み出す最大の難所でもある。「知恵」と「実践力」「患難辛苦」から生み出される「質」を持って前進する事を覚悟している。吉田松陰も「覚悟」が全てを決めると言う。そうありたい。