昨夜は遅く東京駅に戻る。朝4時半起床し、6時04分発の東北新幹線で水澤江刺駅に向かう。奥州の漆研究所には8:50に入り、直ちに精製した漆品質検査法の再確認や、精製パラメータと品質の関係を実証実験で確認する。品質の信頼性は科学的データで証明されなければならない。「ただ良い商品だとか良い品質だ」と言っても、それは単なる自己満足の世界でしかない。「良い製品、良い品質」は、評価者である顧客・消費者の声を聞き、「顧客満足分析」データに表して、その分析データを基にそれを作り出す工法、製法を確立する事で実現する。この工法、製法をパラメータ化して工程にして製造すると「再現性」の高い「良い製品、良い品質」のものができる。・・・・・毎日こんな事を考えてこの研究に取り組んでいる。奥州での作業もこんな事を考えながら、昼飯を食べるのも惜しんでいて、気がついたら一日があっという間に過ぎていた。水沢江刺駅を18:25の東北新幹線「やまびこ号」に飛び乗り爆睡。東京駅には21:50過ぎでした。「一意専心」というが「下手な考え休むに似たり」といもいう。私は後者かな・・・・・・・。
「老の境地」・・・老は元来「老いる」というが意味と、その長い年月の経験と修練とより出来上がる熟練の境地、慣れたとか、ぬれたという意味があると言う。
「老手・老練・老酒」などがある。まあ「老獪」もありますが。自分はどんな境地か、自問自答である。