今日は、長く考え研究し実験してきた「古くなった漆の再生法」を漸く確立する事ができた。ここまで来るのに多く失敗、多くの漆を損失して、漆にまけ赤ぶくれになり。でも漸く製法が完成した。どの様な製法かは「秘密」ですね。これで古くなった漆種別の再生ができる。これは多くの漆職人さんが抱えている「古くなった漆」を再生して新しい漆として利用できる様になる。・・・・・・結構失敗もしました。高価な漆も多く無駄にしました。ダメになった機器もあります。そんな艱難辛苦ははありましたが、漸く仕様書、パラメータとして完成です。万歳です。
システム開発でも、3年越しの未解決問題が解決した。こちらは「動いているシステム」の設計漏れをどの様に改修するか、システム仕様、定義から行うものだから、大きな危険と高度な知識が求められる。私の老化した脳みそには大きな負担である。でも漸く解決策を見出す事ができた。稼働中のシステムの仕様や定義を見直し改修するのとても力が要る。この仕事は50年やっているが、何年経っても難しいものは難しい。ましてやシステム開発、ITの世界の進化は目覚ましいものがある。これを先取りしながら現システムの改修する、やり甲斐はあるが疲労も酷いものがある。「老体に鞭を打って」、「年寄りの冷や水」で頑張る。
ニーチェの詩集に「少しの悔いもない生き方を・・・今のこの人生を、もう一度そっくりそのまま繰り返しても構わないという生き方をしてみよう」・・・・・