【#3424】それ学は通の為にあらざるなり。

今日一日、今週行った奥州漆研究所での、漆精製パラメータでできた漆の塗布実証実験データを整理し分析表にまとめる。データ数はそれほど多くはないが、このデータから製品別のプロトコルデータを導き出すことができる。ここに至るまで試行錯誤を繰り返しやってきたが、今までは良いデータが取ることができず失敗の繰り返しであった。良いデータが取れなかったのではないないな。私がこの実験をする知識不足、データの取り方を知らなかっただけだ。反省あるのみです。今回は良いデータが取れたと思う。あまり自信はないが・・・・。来週からはこのデータをもとに、顧客満足を高められる製品が作れると思う。ものごとはそう簡単に実現するものではない事を身に染みるほど味わっている。

今日はもう一つ、漸く構想がまとまったものがある。これから取り組むある業界の「DX思考をベースとした事業モデル」のシステム開発。これは私の人生の集大成として開発して世に問いたい。私の今までの人生は「企業の経営基盤をなす事業モデルのシステム化」です。今まで数百社以上の企業のコンサルと事業モデルの設計・開発、構築をした。この経験と知見をもとに、最後のモデルを設計開発をして提供したいと思う。・・・・今日はその構想をまとまった。ただそれだけですが。

人生とは、目標、志を実現する行動だ。理屈、理論ではないな。ある天才学者が言っている。 「学問とは理論を組み立てるのではない。それを実現することだ。」。また「どんな目標も研究も世の役に立つものでなければならない」とも。・・・・安岡正篤先生は「それ学は通の為にあらざるなり。窮して困しまず。憂いて意衰えざるなり。禍福終始を知ってわ惑わざるなり」と。私のこの漆事業も憂いて意衰えざるなり、である。

「新・平家物語」も漸く第10巻を読み終える。木曽義仲も遂に滅びた。時代というものは永遠の権力も、永遠の繁栄もないものだ。新平家物語もこれから源義経の段にはいる。