一昨日は、奥州漆研究所で作業途中の黒漆精製工程で大きな発見があった。今まで悩み悩んでいた事が、作業途中でふとした事で「あれこの違いはなんだろう」と思い、ある物を変えて作業をやり直してみました。そして数時間後に確認してみたら見事にあの悩みは改善されていたのです。これは、「黒漆の品質を大きく高める事」であり、黒漆本来の「本物の高品質黒漆」ができたんですね。この課題を抱えて数ヶ月、いや一年近く悩んでいました。本物の漆志向のお客さまに「本物の高品質黒漆」を提供する。「漆純度100%、高品質の鉄粉」で、「丁寧な製法」で作る「本物の高品質黒漆」です。これからこれにさらに磨きをかけて「いわて純漆 本物の高品質黒漆」を世の出す事にします。
一昨日はこの成果を何度も確認して、翌日の会津若松市のお客様訪問のために福島市まで行き福島でルートインホテルに宿泊。ホテルに着いた時は20:00は過ぎていました。翌日の24日は朝7:00に福島駅から東北新幹線で郡山まで行きそこから磐越西線で会津若松市へ。お問い合わせのあった漆作家さんのアトリエを訪問。作品に塗布する漆の話しをする事一時間半。この作家さんが求めている「漆」のお話を聞き、また当社の「本物漆」を話し、とても有意義で勉強になった時間でした。それからこの作家さんに次の「会津塗りの工房」さんまで送って頂き、一緒に訪問。このお客様は以前から当社の「本物の高品質黒漆」を使って頂いている。昨日はこの黒漆についての話で盛り上がりました。この漆塗職人さんは「及川さん所の黒漆は本当に良い。黒漆本来の深い艶と輝き、乾きの良さは今までの漆にはないものだ。」と高い評価を頂いた。とても嬉しかったですね。私はご満悦で午後1:30の磐越西線で郡山駅〜東京に戻り、そして羽田空港から広島へ戻りました。(羽田空港は集中豪雨と落雷で大幅遅延でした。)結局広島に着いた時は22:00過ぎでしたが、この出張では、精製法の新たな発見で大きく前進、会津若松では良き出会いがあり、良きお客様と再会して良きお話がいっぱいできた。研究もそうであるが、「良き製品開発はより多くに人に会い、多くのお話を聞いて、そのお客様が喜んで使ってくれるものを作る事にある」・・・・・・・。