| 「良書に出会うは良き師に出会うが如し」 中国の古典のエキスである格言や諺はなかなか味わいがあるものです。また日本の歴史小説や日本の精神性を主題にした本、先人たちの人生を書いた人物書など、人生を語ったものや生き方の中での戒め、日々の生活の道筋を説いたもの等我々の人生に大きな影響を与えてくれるものが多くあります。時には人生の生き方を説いてくれるし、またある時は処世術や事業の勘所、ビジネスマンの精神性などを教えてくれる。今日企業の不祥事が多いが経営者がやってはいけない事や、企業倫理や経営者の人身掌握術などさまざまな事を語りかけてくれます。 中国古典に出てくる格言や諺は難解なように思われますが、誰にでも分かるように平易な口語体で書かれ解り易く解説もされています。だから私のような者が読んでも理解できるのです。いろいろな本を読んでいると心に残る言葉や感動する言葉に出会うものです。またハッと目の覚める言葉や心の底から抉られるような言葉に頭を打たれることもあります。私は安岡正篤先生のの「洗心講座」「論語活学」を愛読書にしています。遥か遠く中国の歴史の舞台を生きた人達が戦い、語り、生きた中に現代に生きる我々に通ずるエキスがこの本にあります。数千年から数百年前まで書かれたものまでありますが、どれをとっても現代に通ずる知識と知恵、人間の根源的な生き方がある。 事業で困難にぶつかった時はそれを解決する教えがあり、これから新しい事業に挑戦しようとするときは知恵やエネルギーを与えてくれる。人生の苦労を背負った時にはそれを乗り越える勇気をくれたりするのです。家庭でのいざこざや対人関係のトラブルにあった時には、静かに解決する方法を教えてくれるものですし、自分が過信慢心のときは自らを戒められる。 |
【#3491】良き書は良き師である
- 2026年9月2日
- 今日の一言