【#162】 幻想

昨日国会の予算委員会のことをかきましたが
私たち国民は国会議員に対して幻想を持っているのではない
かと思う。
国会議員は、第一に国のことを考え、
第二に選出された地物とことを考え、
第三に自分の選挙のことを考えていると思っていないだろう
か。
また、国のために「志」と「正義感」を持って立候補し議員
になるのが国会議員と思ってはいないでしょうか。
もしそう思っているとしたら、大きな幻想であり大きな勘違
いである。
第一にはまず自分のことを考える。
選挙のこと、お金のこと、自分の利益のこと、そしてその次
に地元のことである。
自分を選出してくれる地元びいきを誘導しないと当選しない
からである。
そして最後は国のことである。
それも国の仕事をするときは利権という自分の利益になるこ
とを一生懸命にやる。
天下国家のために命をかけてやる政治家などいないのであ
る。
また、志、正義感を持ってやっても選挙に当選などしない。
志、正義感などなくても親の地盤、看板があれば当選するの
である。
だから、二世議員三世議員しか当選しないのである。
そして利権を引き継ぐのである。
野党も労働組合なくしては当選しないのである。
この幻想から国民が覚めない限り、この国は良くならないの
である。
及川秀悟