【#196】 日本人の誇りと正義

昨年のアメリカの同時テロの後
アメリカ国民は、断固としてテロと戦い
多くの犠牲者への冥福と崩壊したニューヨークからの
立ち上がりを誓って、アメリカの団結を星条旗で
アメリカ中を埋め尽く事で意思表示をした。強い国家の誇りと
正義、威信を世界に示した。
星条旗は強いアメリカの象徴であり誇りである。
我々日本人に最も必要はのは、日本人としての
誇りであり意志であります。
いま、国会があんな体た落な状態にあるから
一向に解決の糸口が見えないが、北朝鮮の拉致問題である。
「よど号」ハイジャック犯の元妻、八尾恵が有本恵子さんを
北朝鮮に拉致したことを証言しているが、この問題で
日本政府も、日本外務省も、日本の国会も
何ら公式なコメントも抗議もしていない。
今までも、横田めぐみさんをはじめ、多くの日本人が拉致されているにも
関わらず、わが日本政府は拉致疑惑であり、あくまでも疑いである
と言ってきた。
拉致された事がはっきりしているにも関わらず、北朝鮮と余計な問題を
起こしたくないと疑惑にとどめ、国家主権侵害としての拉致に
対して公式な抗議や国家としての意思を表明していない。
日本の政治家は、年間何十人も北朝鮮を訪問しているが
このことに対して正式な抗議をしない。抗議どころか
人道的立場と言って米50万トンも上げている。
自国の拉致された人の人道はそっちのけで、北朝鮮の
人道的立場だけを取り出すとは、この国の国会議員には
国民の安全を守るという正義も、日本国国会議員としての
誇りも無いのか。加藤紘一議員の秘書の佐藤なる人物は
北朝鮮に米50万トンを上げる為に
数十回も北朝鮮に出張したと言われるが、拉致を解決しようとは
しなかった。日本人の人権の侵害と国家主権を侵されても
日本の国家議員には、他人事なのである。
日本政府は、北朝鮮労働党が対日工作で金を使って破綻させた
朝鮮銀行に6千億の金を贈与し、更に4千億円を贈与しようと
している。合計1兆円である。
拉致されたテロ国家に、米をやりお金をやる。正に「泥棒に追い銭」
である。国家の誇りも正義も意志も無い。
小泉首相よ、拉致された家族を思うと胸が痛くないですか。
日本の国会議員の皆さんよ、自国の国民の人権が侵され
国家の主権が侵害されて、悔しくないですか。
そして、北朝鮮に何も言えない日本国の国会議員として
恥ずかしくないですか。
あなた方に、日本人としての誇りと正義があるなら
この問題に真剣に取り組んでください。  及川