【#371】 勉強しない子供達

先日小中学生の学力の低下が深刻である事を
書きましたが、深刻なのは学力の低下だけではない。
今の小中学生は、学校以外で勉強をしないという事も
深刻な問題であると言う事です。
学校以外での平日の勉強時間についてのアンケートによると、
「勉強をまったくしない。」と答えた子供が中学2年生で
17%であると言うのである。
中学3年生でも9%は勉強していないのである。
中学2年3年と言えば、高校受験を控えて勉強していると
思っていたのですが。
また、一日の内家での勉強時間が一時間以下と答えた
小学5年生は60%、中2年でも47%と高い。
また学校の成績と生活習慣は非常に密接な
関係があると言うデータもある。
「朝食を必ずとって学校に行く」生徒は成績が高く、
朝食のとらない生徒は成績が低い。
「学校に行く前に持ち物を確かめる。」生徒は
成績が高く、「確かめない」生徒は成績が低い。
という結果が出ている。
家庭での躾けや規律が学校での成績にも
大きく影響してるのです。
家庭の教育力(し付け、規律等の生活習慣。)は
親の責任である。子供の成長の肥やしは親の教育力
にあるのです。
それにしても、家で勉強しないって事はどういう事なのだろうか、
学校は宿題を出さないのであろうか。
それとも宿題をしなくなった子供が多くいるのだろうか。
これでは学力低下も当然である。
我が子の将来は学校は考えてくれない。
我が子の将来を真剣に考えて上げられるのは
親しかいないのです。
家で勉強させましょう。しっかりとした良習慣を付けさせましょう。
これは親としての最低の責任ではないか。