【#1126】 せいては事を仕損ずる

佐藤一斎先生の「言志四録」から

「急迫は事を敗り、寧耐は事を成す。」

何事も急いでは失敗する。落ち着いて忍耐強く好機の至るを
待っていれば、目的を達成すことができるという事である。年の瀬も
迫り来年にやり残す事のないよう、あれもこれもやらねばと思っている
が、こんな時こそ急迫にならないようにしなけならないと自戒してい
る。

しかしだからといって、悠然と構えやるべき事もやらないのは
寧耐とは言わない。悠然と構えやるべき事はきちんとやる事が、
事を成を寧耐という言うらしい。

「せいては事を仕損ずる」ともいうな。