【#1159】 いろは歌

昨日のこの社長日誌で「空」についてのご意見がありました。
ありがとうございました。議論を通して他人の考えを聞き自分の
考えを確認したり、新しい自分を発見する事も亦いい事だと思う。

昨日のご意見に弘法大師の「空」がありましたが、弘法大師が作ったと
言われる「いろは歌」は弘法大師の仏教観であり「空」なのだと言われ
る。

「いろは歌」

いろはにほへどちりぬるを 「色は匂へど散りぬるを」 (諸行無常)
わかよたれぞしりならむ 「わが世誰ぞ常やらむ」 (是生滅法)
うゐのおくやまてふこえて 「有為の山奥今日越えて」 (生滅滅己)
あさきゆめみしゑいもせず  「浅き夢見し酔いもせず (寂滅為楽)

そして「いろは歌」の思想を三の思想にまとめたの三法印です。
諸行無常、諸法無我、涅槃寂静の三法印こそ仏教思想の根本であると
いわれている。

何か難しい事になってしまったな。
私は詳しい事は良く分からないが、この歌を口ずさむとなんとなく
心洗われる思いがする。良寛さまはこの歌を歌いながら近所の子供たち
とまり遊びをしたと言われている。